合格体験記
日本ディープラーニング協会 G検定
2024年3月受験
■シラバス分野別得点率(小数点以下切り捨て)
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人工知能とは. 人工知能をめぐる動向. 人工知能分野の問題:72%
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機械学習の具体的手法:78%
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ディープラーニングの概要:70%
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ディープラーニングの手法:83%
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ディープラーニングの社会実装に向けて:88%
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数理・統計:50%
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法律・倫理・社会問題:75%
八木伸英さん
試験概要
2024年3月8日(金)~ 2024年3月9日(土)開催の JDLA Deep Learning for GENERAL 2024#2 を受験しました。 試験は時間が120分、問題数が191問(多肢選択式)、オンライン実施(自宅受験)でした。G検定では Webや参考書などで調べながら解答ができますが、 1問あたりの解答時間は1分もないためそれなりにスピード感を持って進めないと行けません。 テキストをコピーできませんが、スクリーンショットはできますのでChatGPTにも活用できますが、事前準備は必要です。
勉強方法・使用教材
使用した教材/サービス
AVILENの全人類が分かるG検定対策講座
(e-Learning)
UdemyのG検定対策 模擬演習試験
(e-Learning)
evo habitのCREW「G検定合格コース」
(G検定受験を目的としたリアルコミュニティ。G検定合格を目的とした5人が集まり、受験情報や学習方法の共有などを行うのだが、面白かったのは勉強方法など悩んだ時に相談できたり不安な時にも共感してくれたり勉強へのモチベーションが上がらない時も励まされるなど、1人で勉強し続ける際の学習方法やマインド的なネックを仲間と進めることで解消できる)
具体的な学習方法
(勉強期間:丸2ヶ月)
作成したノート
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最初の3週間:AVILENのG検定対策講座は授業をオンライン動画で見る+テストや模試の内容で、最初の3週間は仕事前や業務後に1時間ほど毎日動画を見ていました。(この頃は何も考えず動画を見ていました)
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スタートから4週目:この頃になると受験までの期間がちょうど1か月となり焦りが出てきました。動画だけでなく学習ドリルなども実施しましたが、出題範囲の広さが特徴的なG検定のため学べば学ぶほど分からない用語や知識が出てきたため、焦りのボルテージは日々上がっていきました。そのため週末は数時間復習を行いました。
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受験まで2週間:この頃は現職の業務も多くなり勉強できない日も増えてきて引き続き焦りはMaxでした。この頃の勉強方法は1日最低1回は模試を受け、 不明点や理解が足りない点はその日か週末に復習することを繰り返していました。
基本はAVILENのオンライン講座ですが受験2週間前にUdemyのオンライン講座も購入。出題問題の表現がAVILENとは異なり、同じ問題でも出題時に使用する言葉や表現が異なると分からなくなってしまうため購入。
ChatGPTについても、受験2週間前あたりから準備をしました。
evo habitのCREW
毎週1時間5人の仲間とオンラインで近況報告会+日々の学習状況などをSlackで共有(勉強方法や悩み、励まされたことなど)。現職の業務が忙しく、自分1人で勉強していると忙しさを言い訳に勉強を行わない日も多かったと思いますが、このサービスを通じて一緒に勉強する仲間がいたからこそモチベーションを高く保つことができたので、受験合格の要因となりました。
試験対策
良かったこと
一緒に学べる仲間がいてくれて高いモチベーションを維持できたこと。
ノート
間違えやすい用語や特徴を表形式でまとめてあり、パッと見て瞬時に分かるように可視化できた。
ChatGPT
ひとつのアカウントで1日に70回答までしかできない使用制限があるため私は4アカウント作成しました(70回答x4アカウント=210回答) これで190問あるG検定も使用制限による不安なく挑めました。
反省
勉強をスタートして3週間は、本当に1日1時間動画を見ることしか行わず動画を見ていても、まったく理解できていないのに復習もせず。ここで理解度を上げるため不明点を調べたり復習していたら、不安感や理解度も変わっていたと思います。
試験本番
本番では、即答できる問題以外はマークをつけて、あとで解答するかChatGPTを使用するか、考える時間はあれど悩むことに時間は使わない方法で進めました。この方法は受験前に模試を受けていた際も実施していましたが、毎回20分ほど余裕を持って回答し終えることができました。当日は余った20分は全て見直しに時間配分しました。
試験直後は、合格に対してまったく自信がなく、ちょっと落ち込んでいました。
最後に
受験カリキュラムは書籍でもオンライン講座でも色々方法は多くあると思いますが、今回受験を通じて感じたのは、
1人で行う学習方法よりは仲間がいた方がインプットの手段も増えて質も上がります。
自分1人で考えたことより他の人からの手段も増えると効率が良い。モチベーションも維持できます。
G検定受験をキッカケに良い経験と知見を手に入れることができ、新たな成長のキッカケができて満足しています。